永代供養墓「御縁」
どなたでも納骨できます 安心して納骨できます あなたとお寺の「御縁」 ともに在るという「御縁」 不思議な「御縁」 御縁というお墓です
後継者のない方に
「お墓を持ちたいが、維持することがむずかしい」「墓じまいをしたときに、遺骨が出てきた。その安置をしたい」「遺骨を安心できるお寺に納めたい」などなど、お悩みの方には、この合同墓『御縁』があります。
元々は、宝泉寺の墓地にあるお墓を改葬したときに、出てきた遺骨の安置に困るケースが出てきました。特に後継者のない方が、お困りになっていました。
そこで、合同墓、つまり一軒ずつの家ではなくて,皆さんが一緒に納まるお墓を設けることにしました。
この合同墓企画中に、遺骨の安置で困っている方がおられることを、寺院に関係する業者からお聞きしました。
そこで、宝泉寺檀信徒以外の方でも、納骨が出来るようにしました。
御縁を結ぶ
『御縁』というのは、今まで宝泉寺と御縁の遇った方、またこれまで御縁のなかった方、そして御縁を結ぼうと思う方、すべてにつながるようにと、命名しました。
御縁って不思議なもの、自分の思慮ではわからない深いものです。
『御縁』と書かれた墓標の下に書かれた梵字は、阿弥陀如来を意味する「キリーク」です。西方極楽浄土に在すのが、阿弥陀如来です。この慈悲に遇えるようにと、刻んでいます。
ここに納骨された方の銘板等は、作成しません。つまり、どなたが納骨されたのかは、表示されませんので秘密が守られます。
また、納骨者や納骨霊位についても、問い合わせにはお答えしないようにしています。
ご自身の手で納骨
さて、墓じまいをされた方から、この永代供養墓への納骨を希望されました。どういう事情かと言いますと、墓じまいされるY家は、すでに後継者がなくて絶家しています。この家から嫁がれた方の孫さんから、維持が困難になったので墓じまいを希望されました。お墓には、大正14年と刻まれていますので、もう96年前のものになります。(2022年現在)
石材店さんが、墓じまいの工事をするのに合わせて墓地に来られました。解体されたお墓から、遺骨を丁寧に拾い上げます。拾い取った遺骨には、土が付着していますので、いったん水道水できれいにし、タオルで水分を取りました。ご親族の年回法要もあったので、本堂内に移動して、読経回向をし、またご焼香もしてもらいました。そして、永代供養墓「御縁」に移動します。この永代供養墓「御縁」は、宝泉寺墓地の最も奥まったところにあります。
そして、ご自身の手によって,納骨口から納骨をしていただきました。
永年にわたる供養をします
宝泉寺の目標は、今後長く維持できるお寺を目指しています。
一時的に、業務を拡大するよりも、商売っ気を出して募集するよりも、地道に、低空飛行でもかまわないから、確実に続いていける寺造りを目指しています。この永代供養墓『御縁』も、ずっと維持できるように勤めていきます。
この合同墓のご供養は、春彼岸【お中日】、お盆【8月16日】、秋彼岸【お中日】に、永年お勤めをします。
またご希望の方には、お施餓鬼の申し込みを受け付けており、お施餓鬼のお塔婆をお祀り出来るようにしますので、ご安心下さい。
尾張地方,特に海部郡で、信頼される寺院として「まいてら」にも登録されているのが宝泉寺です。
偉そうにもしません、わかった顔もしません、ただあなたの思いにつながる寺院を目指しています。